一生ものの家づくり。でも失敗しやすいと共に重要なのは、注文住宅の設計だけではありません。注文住宅を建てる敷地となる土地選びも、しっかり調査してから行わないと、後から後悔する要因となります。今回は、そんな土地選びのための基礎知識についてご紹介します。
まずは、これからつくる家のイメージを思い浮かべてみましょう。どんな広さでどんな間取りが家族にぴったりなのか、テラスは設置したいかどうか等、生活を思い浮かべるとどのくらいの大きさの敷地が必要なのか想像することができます。また、最寄駅までの距離はどのくらいが良いか、近隣にどんな商業施設や公共施設が必要か等、具体的に想像し、家族で話し合ってみましょう。また、土地にどのくらいのお金がかけられるかも事前に決めておきましょう。
用途地域は都市計画法により定められており、第一種低層住居専用地域、第二種低層住居専用地域、第一種中高層住居専用地域、第二種中高層住居専用地域、第一種住居地域、第二種住居地域、準住居地域、近隣商業地域、商業地域、準工業地域、工業地域、工業専用地域の12種類があります。うち、工業専用地域以外であれば住宅を建てることができます。用途地域により建てられる建物の種類が違うため、できるだけ静かな住宅地が良い人は住居専用地域、というように欲しい土地の属する地域でどんな建物が建てられるのか調べておきましょう。土地を買って数年後、近隣に24時間営業のパチンコ屋が開店した、ということが起こるかもしれません。
建ぺい率とは、その敷地に対して建築することのできる面積の割合のことをいい、%で表します。建築の面積を敷地の面積で割った数字が建ぺい率であり、例えば80㎡の土地で建ぺい率が50%の場合、40㎡の建物を建てることができます。
容積率とは、建築の延べ床面積を敷地の面積で割った数字のことで、建ぺい率と同様%で表します。延べ床面積とは、建築が複数階あるものの場合各階の床面積を合計したもののことです。例えば80㎡の土地で建ぺい率が80%の場合、64㎡の建物を建てることができます。
土地は、道路に対してどのくらい接しているかということや、接する道路の幅等に制限があります。これらの制限に不適合の土地の場合、新たな建築物を建てることができません。具体的な制限としては、土地が道路に2m以上接していること、土地の前の道路幅員が4m以上あること、道路斜線制限等があります。道路斜線制限とは、前面道路の反対側の境界線を起点として、一定の斜線勾配以下に建物の高さを納めなければならないというものです。
その他にも場所や自治体により様々な種類の制限のかかる可能性があるため、事前にしっかり調査しましょう。
いかがでしたか?以上、土地選定の基礎知識についてご紹介しました。
ちなみに、2018年の地価公示価格を参照すると、千葉県の地価は前年度比約0.7%上昇、その中で坪単価ランキングでは53都市中、佐倉市18位、成田市19位と上位に入っています。
特に成田市は価格が上昇傾向にあるため、早めの購入がおすすめです。
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2018.11.15