日頃のお手入れで、快適で長持ちする家に。

家族で時間をかけて計画し、実現した理想の注文住宅。せっかく建てたのですから、できるだけ綺麗にずっと住み続けたいですよね。そのためには、日頃の住宅のお手入れが大切です。今回は、そんな住宅を建築後のお手入れの知識についてご紹介します。

シンクまわり

ステンレス製のシンクでは、普段の使用時は、使った後は洗い流し、水気を残さないようにしましょう。掃除をする際は重曹を使い、シンクの目に沿ってスポンジで傷のつかないようにこすって洗いましょう。また、金属製の缶等をシンクへ長時間置いたままにするとサビがついてしまう場合があります。なるべく早く処理するようにしましょう。

コンロまわり

コンロ周りは油汚れの付着しやすい部分です。また油汚れは時間が経つと落ちにくくなるので、使用後は簡単に拭き取ることをおすすめします。そん時の際はクレンザーを直接汚れや焦げの付着部分につけ磨きましょう。ただし、IHクッキングヒーターの場合はクレンザーやスポンジ等でこするとフッ素コーティングが剥がれてしまう場合があります。できるだけ調理後の汚れの取れやすい時にこまめにふきとることをおすすめします。

換気扇

換気扇の掃除は、コンロ同様油汚れのつきやすい場所なので、お湯に重曹を溶かした重曹水を使用します。軽い汚れは、雑巾や布等を重曹水につけ絞り拭き取ります。頑固な汚れは機器を取り外し、重曹水に浸け置きして洗い流すと良いでしょう。月に１回程度の掃除を心がけましょう。

フローリング

フローリングは木材によりつくられているため、水分を吸収したり放出したりする調湿機能があります。そのため木材自体が収縮や膨張を起こし変形によるひび割れや反り返りの起こる恐れがあります。水をあまり使わず、乾拭きで掃除するようにしましょう。また水をこぼしてしまった場合は、放置せず拭き取りましょう。汚してしまった場合は洗剤で拭いた後に水拭きし、最後に乾拭きを行いましょう。定期的にワックスをかけるのも効果的です。

畳

やはり畳も、水気に弱い建材です。水を吸う性質があるため、ダニやカビが発生しやすく注意が必要です。一方で、直射日光により変色する性質もあります。普段のお手入れでは、掃除機を畳の目に沿って丁寧にかけましょう。畳を拭く場合は、乾拭きしましょう。またカビが発生してしまった場合は、まずは窓を開けて換気する等行いよく乾燥させましょう。その後丁寧に掃除機をかけカビを取り除きます。落ちない場合は、消毒用アルコールや漂白剤等を用い、布に染み込ませ拭き取りましょう。最後に拭き取り完成です。お手入れの作業中はしっかり換気し、薬剤を吸い込でしまわないようによく注意してください。

カーペット

同じカーペットでも様々なものがありますが、毛足の長いもの等はゴミが溜まりやすく、ダニが繁殖してしまう場合があります。普段のお手入れとしては掃除機を丁寧にかけることが重要ですが、毛足の長いものの場合は、ヘアーブラシ等で毛を逆立てる方向にブラッシングし、ゴミやホコリを浮き上がらせてから、毛足の方向に沿うように掃除機をかけるとゴミがとても取りやすくなります。ただし、ブラッシング時力を入れすぎないように気をつけましょう。最近では洗濯可能なカーペットも販売されているので、該当する場合は洗濯機で丸洗いしてしまうのも良いでしょう。部分的な汚れは、中性洗剤等で汚れが広がってしまわないように注意しながら拭き取りましょう。カーペットは素材により使用できる薬剤や方法も違うため、事前にしっかり確認してからお手入れするようにしましょう。

いかがでしたか？以上、注文住宅建築後の日頃のお手入れについてご紹介しました。
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住宅が建ってからも、建つまでと同様に手をかけて、大切に使っていきましょう。

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2018.10.31

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