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リフォームの基礎知識

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一生ものの買い物である、注文住宅。でも長く住めば住むほど、時々メンテナンスが必要になります。また、時代の変化により少し手を加えて新しい設備やデザインを取り入れてみたくなるかもしれません。そんなとき、何から手をつければよいのでしょうか。今回は、何から初めて良いかわからない初心者の方でもわかる、リフォームの基礎知識についてご紹介します。
リフォームのタイミング
「リフォームする!」という決意は同じでも、人により動機は様々です。
それではリフォームの動機にはどんなものがあり、どうすれば効率的に行えるでしょうか。ここではリフォームのタイミングについて考えてみましょう。
リフォームの主な動機
家族構成、ライフスタイルの変化
結婚や子どもの誕生・成長や両親との同居等、人生にはライフスタイルの変化がつきものです。
そういった節目には、子供部屋をつくったり2世帯住宅やバリアフリーを導入したり、逆に部屋数を減らしたりと、住宅の構成に影響する大きなリフォームが必要となります。
将来の暮らしをイメージし、例えば将来複数の子供部屋として使えるように部屋にドアを複数設置しておくなど、住宅を計画する際に柔軟に対応できるつくりにしておくと、後々の間取り等の変更が容易になります。リフォームにおいても、10年後や20年後をイメージし、具体的にどんな改修が必要になるか検討しておきましょう。
またそれに合わせ予算をつくっておくことも重要です。
建物や設備の老朽化
どんなに大切に住んでいても、設備や建材にはいつか寿命が訪れるときがきます。
その寿命は、その設備や建材によって異なるため、定期的にメンテナンスを行い、状況を把握しておくことが大切です。
設備や建材によっては、大きな問題が出てからでは改修に高額な費用のかかる場合もあります。
また壊れてから修理を行うとなると不便なものが多数あります。
そうならないためにも、日頃から家の状態を正確に知っておきましょう。
その他、外観やインテリアのデザイン変更等
リフォームの動機としては上記の2つが多いですが、その他には竣工から時間が経ったことで外観やインテリアのデザインを変更し気分を変えたいといった動機でリフォームを行う方もいます。
また、間取りや収納量に不満がありそれを改善するためにリフォームを決める方は、友人・雑誌等外的な影響が動機となる方もいます。
更に、消費税の増税や法律の改正による影響や、地震などの震災の影響、事件事故など社会的な影響でリフォームに踏み切る方もいます。
もちろん、中古物件を購入時に合わせてリフォームやリノベーションを行う方もたくさんいます。
上記のように、リフォームの動機は人により様々ですが、ライフスタイルの変化や建物・設備の老朽化はある程度予測をつけることができます。
事前に将来をイメージし計画を行うことで、余計な費用をかけずに効率的にリフォームを行うことができます。
またリフォーム時期の計画に合わせて貯金を進めれば、その時になって予算がとれない、といったこともなくなります。
できれば新築を計画する時点から、将来を見据えしっかり計画を行っておきましょう。
リフォームの流れ
1.リフォームするポイントをチェック
まずは、どの場所のどんなところを改善したいのか、家族で話し合ってみましょう。
その際、各所の緊急度や優先順位を明確にしておくと、予算内に収まらない場合の取捨選択が行いやすくなります。
同時に、リフォームを完成させたい時期もクリアにしておくとよいでしょう。
もちろん、リフォームに使える予算がいくらかも把握しておきましょう。
2.情報収集
リフォームポイントが明確になったら、次は情報収集を行いましょう。
希望するリフォームのイメージを叶えてくれるリフォーム会社探しをはじめ、使いたい設備機器や理想のインテリアのイメージ等を探してみましょう。
リフォーム会社にも得意・不得意な分野があります。
資料を請求したり、実際にショールームへ出掛けたりして最適な会社を選びましょう。
3.リフォーム会社へ相談
リフォーム会社を数社選んだら、実際に問い合わせをしてみましょう。
最近ではホームページ等から問い合わせフォーム等により気軽に相談ができる会社も多くあります。
リフォーム会社はリフォーム後もアフターケア等で長い付き合いとなるので、必ず電話や直接会うことで信頼できると思える企業を選びましょう。
4.現地調査
現状の住宅の問題点の他、日常生活や収納量等、ヒアリングと共に専門家に調査をしてもらいます。
実際に普段使用するものを見ながら、具体的な希望を伝えましょう。
採寸や立地条件の確認等等を行い、これらの資料をもとにリフォーム会社が改善の提案を行います。
通常長くて2時間程度の時間がかかります。
5.プラン、見積の提案
リフォーム会社からプランと見積を受け取ったら、内容と価格をチェックします。
単純に金額の合計だけ見るのではなく、リフォーム内容の項目と照らし合わせて確認します。
また、ヒアリング時の要望がしっかり反映されているかどうかも併せて確認します。
見積書はわかりづらい項目も多いため、わからない部分は担当者から直接説明してもらいましょう。
6.契約
各社の見積を比較し、最適なリフォーム会社が決まったら、いよいよ契約です。
契約を行う前には、信頼できる会社であるかどうか以外にも、工事期間や工事内容・金額等が納得できるものかどうかしっかり確認しましょう。
また、リフォーム中に引越が必要かどうかやアフターケアについても確認しておきましょう。
7.最終打合せ
契約後は、更に具体的な内容を詰めていきます。
設備機器や仕様等細かく確認します。
必要があれば各社のショールーム等を訪問し、希望通りの機器であるかどうか等確認しましょう。
8.着工準備、着工、引き渡し
着工前には、マンションの場合は管理組合へ連絡したり、近隣へ挨拶まわり等を行います。
工事期間はリフォームの規模により、1日で終わる場合から1ヶ月以上かかるものまで様々です。
解体後に判明する問題点もあるため、工事は追加工事が発生する場合があります。
工事が完了したら、担当者と工事部分を確認し、修正の必要な場合はその場で指摘します。
設備等は必ず正常に動作するかどうか確認します。
問題なければ、完了の確認書に印を押し、リフォーム完了となります。

以上、リフォームの基礎知識についてご紹介しました。
小坂建設では、経験豊富なプランナーや一級建築士が様々なご相談に丁寧にお応えします。 当社のこれまでのリフォームの施工実績は、こちらからご覧いただけます。 酒々井町・成田市・佐倉市で建て替えや注文住宅、リフォームをお考えの方は、是非お気軽にご相談ください。

2018.04.27