フローリングとは、木質系の材料を使用した床材を総称したもので、天然の木材を使用した単層フローリングと、基材に薄い木をいくつも張り合わせた複合フローリングがあります。
コルクタイル
柔らかな触り心地が人気のコルクタイル。
コルクタイルは、ワインコルクと同様の素材で、粉砕したコルク樫の樹皮でできています。
そこに接着剤を添加して圧縮、加熱し、出来上がったブロック状のものを裁断してつくられます。
やはり一番の特徴は弾力性です。コルクはその内部に無数の気泡を含んでおり、衝撃を吸収する効果があります。
更に同じ気泡のために、音を吸収する性質も高く、耐火性や耐水性にも優れています。
転んでも怪我をしにくいため、子供部屋等にぴったりです。
- メリット
- ・耐衝撃性、防音性、耐火性、耐水性に優れている
・シロアリに強い
・断熱性があり暖かい
- デメリット
- ・時間流れと共に変色しやすい
・傷の補修が難しく、張り替えが必要
タイル、天然石
重厚で高級感のある印象のタイルや天然石。
内装床だけでなくエントランスポーチや水まわり等にも使用されます。
耐水性や耐久性が高く、デザインや色の種類が豊富であることも特徴です。
販売店によっては日本ではなかなか見つからない模様の輸入タイルや天然石を揃えている所もあります。
防水性が高い一方、触った感触が冷たい等のデメリットもあります。
- メリット
- ・汚れがつきにくい
・高級感が高い
・色変化しにくい
- デメリット
- ・熱伝導率が高く、触った感じが冷たい
・硬いため転倒時の負傷のリスクがある
・価格が高い
畳
和室ではお馴染みの、畳。天然素材の稲わらを使用したものの他に、木質繊維板や化学繊維等の素材を使用したものがあります。
これらの素材はダニ等の防虫効果も高いため、現在では主流となっています。
天然素材の畳は定期的に裏返しや交換等のメンテナンスが必要となります。
琉球畳のように縁のない正方形のものや、フローリングの上に置くことのできるユニット畳等もあり、様々な環境に合う商品が販売されています。
- メリット
- ・クッション性が高くそのまま寝転ぶことができる
・芳香作用がある
・吸放湿効果がある
- デメリット
- ・定期的なメンテナンスが必要
・日焼けにより変色する
以上、床材の種類と知識についてご紹介しました。
その他にも、クッションフロアやカーペットといったものもあります。目的に合わせ、最適なものを選びましょう。
小坂建設では、経験豊富なプランナーや一級建築士が様々なご相談に丁寧にお応えします。
酒々井町・成田市・佐倉市で建て替えや注文住宅、リフォームをお考えの方は、是非お気軽にご相談ください。
2018.03.26
