毎日の料理が楽しみになる！憧れのキッチンづくり
特に料理好きの方にとっては家の中でも重要なポジションを占めるキッチン。近年では女性だけでなく男性でもよく料理をする方が増えていると聞きます。家族の健康を守るためにも、楽しい団らんの時間をつくるためにも、美味しい料理をつくることのできる明るいキッチンは大切な存在です。また、忙しいお母さんの手間を少しでも省くために、効率の良いキッチンをつくることも、家族みんなの笑顔をつくる上では欠かせないポイントです。小坂建設でも、
女性一級建築士がママ目線でのご提案を行うなど、様々な工夫を行っています。 今回は、そんな素敵なキッチンづくりのポイントをご紹介します。
キッチンの動線とレイアウト
忙しいお母さんができるだけスムーズに家事を行うためには、動線がとても大事です。
では、実際にキッチンにはどんなレイアウトがあるでしょうか。見てみましょう。- アイランドキッチン
- まるで島のように、どの壁にも接続せず独立してつくられたキッチンです。壁と接続していないため、左右どちらからでもキッチンへ移動することができ作業がしやすいタイプです。また開放感があり、リビングと一体化させた大空間に設置したい場合にぴったりの形態でもあります。
- ペニンシュラキッチン
- キッチンの片側が壁へと接続しているキッチンです。ペニンシュラは半島という意味なので、まさに言葉の通りです。ダイニングの様子を見ながら料理をすることができるので、小さな子供のいる家庭でも安心です。また、１方向が壁に接続しているので、アイランドキッチンよりも油汚れが周囲に飛び散ってしまう心配が少ないです。
- L型キッチン
- 作業スペースが大きくとれることで人気のタイプです。複数で同時に料理をしたい方にもおすすめです。また、中央にダイニングテーブルを置くことで、テーブルを作業台として使用することもできます。一方である程度のスペースをキッチン用に確保する必要があります。また、カウンター下の収納等がダイニング側から見えるので注意が必要です。
- I型キッチン
- Ⅰ直線上にシンクやコンロが並んでいるキッチンです。料理の各工程を並行移動のみで行うことができるので、動線としても優れています。シンプルで場所をとらないため、スペースのない住宅にも最適です。一方で、作業スペースをあまりとれない可能性があります。その場合は、別途の作業台を置くなどの工夫が必要です。
- U型キッチン
- コンロやシンク、冷蔵庫等がUの字型に並んだレイアウトのキッチンです。３方向を作業スペースとすることができるため、広く使えるのが特徴です。また動線の短さとしても優れた形態です。一方で、ある程度のスペースをキッチン用に確保する必要があります。
- セパレート（Ⅱ）型キッチン
- セパレート型キッチン、Ⅱ型キッチンと呼ばれるこのキッチンは、キッチン台が２列並行して並んで取り付けられているとともに、シンクとコンロがそれぞれの別のカウンターに取り付いているタイプをいいます。カウンターが２つあることから作業スペースや収納を多く取ることができます。
また、洗面や浴室等の水まわりを一つにまとめることで、家事をまとめて行うことができ、より効率的になります。
家族の動線に合わせ、最適なレイアウトを選ぶとよいでしょう。
システムキッチンと造作キッチン
キッチンには、レイアウトの違いの他に、システムキッチンと造作キッチンの違いがあります。システムキッチンとは、シンクやコンロ、収納棚、ワークトップ等の必要なパーツが全て一体化した状態で販売されているキッチンのことです。一方、造作キッチンとは、その場に合わせ素材やパーツを一つ一つ選び大工さんがゼロからつくる、いわばオーダーメイドのキッチンのことです。
それでは、システムキッチンを造作キッチンでは、どちらが良いのでしょうか？違いを見てみましょう。
システムキッチンのメリット
- 高機能
- システムキッチンは、様々なメーカーから様々なタイプのものが販売されています。各メーカーが研究を重ねたキッチンは、使い勝手や掃除のしやすさなどに工夫がこらされており、高機能なものがたくさんあります。たとえば、汚れのつきにくい素材を使ったワークトップを使用していたり、開け閉めの音が出にくい静音仕様の収納となっていたり。今お使いのキッチンの使い勝手で気になる点のある方は、きっとそれを解決できるシステムキッチンが見つかるでしょう。
- 低価格
- グレードにより価格にも開きがありますが、基本的にはパッケージ化されている商品のため、オーダーメイドである造作キッチンに比べると低価格であることが多いです。
造作キッチンのメリット
- 独自のデザイン
- オーダーメイドタイプなので、住宅のデザインに合わせたキッチンをゼロからつくることができます。内装が特殊なデザインの場合には最適です。また、使いたい素材やパーツが決まっている場合などには、造作キッチンを選ぶと良いでしょう。
- サイズ
- 場所に合わせ自由にサイズや形状を計画することができます。
要望や条件によりどちらが適しているかは変わります。担当の設計士と相談して決めましょう。
以上、憧れのキッチンづくりのポイントをご紹介しました。
小坂建設では、女性一級建築士が女性やママの視点に立ったきめ細やかなご提案を行っています。
酒々井町・成田市・佐倉市で建て替えや注文住宅、リフォームをお考えの方は、是非お気軽にご相談ください。
2017.09.15
