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自慢したくなる、こだわりの外観づくり

住宅の顔となる、家の外観。多くの方は内装にはとてもこだわりを持って家づくりにのぞみますが、外観まではなかなか気がまわらない方もいらっしゃいます。でも、友人を家に招くときや、仕事から帰ってきて最初に目に入る瞬間に、家の外観が素敵だったら、とても気分が良いと思いませんか?

小坂建設では、5つの住宅カテゴリーでお客様のご要望にお応えしています。詳しくはこちら

  • トータル注文住宅
    ご予算に合わせた、オーダーメイドの注文住宅、
    デザイン性・機能性に優れた世界にひとつだけの家づくり。
  • Natural
    本物の素材にしか出せない、長い間大切に使い込まれたような雰囲気、
    味のある雑貨達とも相性ぴったりの家。
  • 平屋
    風通しが良く、家族のコミュニケーションが広がる家。
    広いスペースを活用した、移動が楽なワンフロアをご提供いたします。
  • 性能・環境(ZEH)
    ZEH(自宅で消費するエネルギー量により、自宅で創るエネルギー量が多い家)、
    断熱性と省エネ性に優れた、人と環境に優しい家。
  • 輸入風
    フレンチスタイルやサンタフェ、欧米の伝統的な建築様式など、
    豊富なデザインからお好みのスタイルをお選びいただけます。

今回は、注文住宅をもっと素敵にする外観づくりの知識についてご紹介します。

外観デザインの種類

注文住宅の外観テイストには様々なスタイルがありますが、ここでは代表的なものを5つ挙げました。
理想のイメージに最も近いのはどのスタイルか考えてみましょう。

和風
瓦屋根に漆喰の外壁といった、日本の伝統的なデザインを指します。木や竹、土など日本で古くから用いられてきた素材を使います。伝統的な工法に従い木構造をとり、内装もそれに準じて、畳や障子・襖等を用いた和の空間とすることが多いです。また、和風建築では主に木が使われるため、触ったときの感触が良いことの他、温度や湿度の調整がされるなど、様々な利点があります。
和風モダン
和風の住宅にモダンなテイストを加え、現代風にアレンジしたスタイルです。ひとことにアレンジしたものといっても様々なタイプがあり、外観形状としてはシンプルながら、和を感じる素材や色を使うことで和とモダンをミックスさせたものや、深い庇や縁側の機能をもつ空間を取り込んだものなど考え方により無数のパターンがあります。
シンプルモダン
真っ白な箱形状の家に代表されるような、装飾性の低いシンプルで現代的なスタイルです。直線により構成され無機質な印象となりがちですが、一部木等の異素材を使用することにより表情が変わります。また、シンプルな壁面に設置される窓はデザインをつくる上で重要な要素となるので配置はよく計画して行うことが必要です。
北欧風
ノルウェーやスウェーデン、デンマーク、フィンランドなどで見られる、伝統的な形式のスタイルです。アンデルセンの童話に登場するようなイメージであったり、またはシンプルで力強くスタイリッシュなデザインであったり、様々なものがあります。木の質感が強く感じられ、長い冬に少しでも太陽の光を取り入れるために大きな窓が設置されている場合が多くあります。全体にレンガや木等自然の素材を使用した、ナチュラルな印象の外観です。
英国風
外壁にレンガを使い、重厚感のあるスタイルです。イギリスでは、新しい文化を取り入れながらも、古き良きものを大切にしようという文化が根付いているため、古材の木材やアンティークのレンガ等を使用します。また英国風の建築は、築年数が経つほどに価値の上がる建物とも言われています。
屋根形状の種類

デザインテイストに大きく影響する屋根形状も、立地環境や建築の内部空間の取り方等によっても変わってきます。ここでは主なものをご紹介します。

切妻屋根
日本では最も一般的な屋根形状で、四角い建物の上に三角の屋根のついたものを示します。構造が簡単たため、比較的丈夫で雨漏りも少なく、安価です。和風から洋風・モダンまで、様々なテイストで使われます。
寄棟屋根
4方向に傾斜が分かれた屋根形状です。切妻屋根に次いで多く見られる形状です。落ち着いた印象で、こちらも和風から洋風・モダンまで、様々なテイストで使われます。4方向に傾斜があるため、雨仕舞に優れていますが、切妻屋根に比べ屋根の接続部分が多いため、雨漏りの発生する場合があります
片流れ屋根
その名の通り、一方向にだけ勾配のあるシンプルな屋根形状です。モダンなテイストに合うため、近年増加傾向にあるタイプです。雨水の流れがよく、採光等も取りやすい利点があります。
陸屋根
傾斜のほとんどない、フラットな屋根形状です。風の影響は少ないですが、傾斜が少ないため雨漏りの発生する場合があります。マンションや高層建築では多く見られる形態です。屋上をつくることができます。
階数

家の階数、つまりは家を何階建てにつくるかは、敷地のスペースや条件によってある程度決まってきてしまう事項です。しかし外観の印象にも関わるため、ここで一通り確認しておきましょう。

平屋建て
上層階のない、1層分のみの住宅構造です。階段や階段に向かう導線が必要ないため、室内の構造がシンプルで、スペースを効率的に使うことができます。上階層を支える柱や内壁を作る必要もないため、ドアや窓を大きくとることができ、自由に間取りを取りやすいのも特長のひとつです。さらに、天井を高くして空間を広く取ることも出来るため、圧迫感のない空間が実現できます。近年では増加傾向にあります。
2階建て
一般的に最も多い、2層の住宅構造です。平屋に比べ、土地の広さに対し床面積を広く取ることができます。また、吹抜けを設け開放感を持たせることもできます。
3階建て
都市部の狭小地で建てられることの多い、3層の住宅構造です。構造的に負荷がかかるため、構造計算が必要となります。また、工法により耐力壁を増やさねばならず、開口部の計画に注意が必要です。メリットとしては、敷地を最大限に生かし床面積を増やせることや、高い位置に窓を設置できるため、眺望がよく光の入りやすい空間をつくることなどが挙げられます。

ちなみに成田市では、注文住宅等の建築を建てる際、定められた景観計画区域により景観法に基づく届出が必要となります。歴史的景観の残る地域や空港等、特殊な環境を複数持つ成田市では、その地域に応じ景観形成の方針が違うため、確認が必要です。

以上、外観づくりの知識についてご紹介しました。
地域の景観との調和を大切にしつつ、理想的な外観デザインを実現させましょう。
小坂建設では、上記のようなご相談も随時承っています。
酒々井町・成田市・佐倉市で建て替えや注文住宅、リフォームをお考えの方は、是非お気軽にご相談ください。

2017.07.31